「1 on 1 ラーニング・ファシリテーター」ってどんな仕事？
1 on 1 ラーニング・ファシリテーターは、相手の人生にダイレクトに、根本的に関わって支援する仕事です。人が「本来持っている学ぶ力（学習サイクル）」を、存分に発揮できるようサポートします。
1 on 1 ラーニング・ファシリテーターは、単なる学習サポーター以上の存在です。1対1のセッションを通じて相手を深く理解するプロセスは、「ビジョン、ミッション、存在目的、情熱」を引き出すお手伝いになります。
学習者が人生のビジョンに出会うことは、ゴールではなく、旅の始まりです。ビジョンを生きるには、「具体的なスキルや知識」が必要となります。その際にも、ラーニング・ファシリテーションを提供し、相手の可能性を押し広げていきます。
求められるスキル
1 on 1 ラーニング・ファシリテーターには、以下のようなスキルが必要です。
- 質問のスキル
- メタ・ルーピングできるスキル
- 傾聴するスキル
- 沈黙するスキル
- 可能性を探究させるスキル
- 相手の話を要約して、箇条書きにまとめるスキル
- Zoomの操作スキル（オンラインで行う場合）
「1 on 1 ラーニング・ファシリテーター プログラム」では、上記のスキルを2ヶ月間、担当者が付き「1on1形式」で習得していきます。
プログラムの詳細は、無料説明会動画を用意しています。以下のリンクからご覧ください。
スキル以上に大切なこと
スキル以上に大切なことがあります。それは、「マインドセット」です。
- 「何者かになろうとしない、させない。(自分も、相手も)」
- 「学習者として、共に学ぶ」
- 「目の前の、たった一人の相手(最小単位のチーム)と真剣に向き合う」
など、心構えが重要となります。
「1 on 1 ラーニング・ファシリテーター プログラム」では、上記のスキルやマインドセットを、2ヶ月間専属のスタッフが付き「1on1形式」で習得していきます。
プログラムの詳細は、無料説明会動画を用意しています。以下のリンクからご覧ください。
仕事内容
1on1ファシリテーターは、基本的にはtoiee Lab が作成した進行レジュメに従い、ワークを1対1で行います。例えば、最初は「よく学べたもの分析」ワークから行います。それが終わったら、「進行レジュメに記載されている、次のワークに進む」というように進行していきます。
進行レジュメに従いつつ、相手の状況に合わせて柔軟に変更しながら、道具を使って、相手の学習をサポートします。最小でも、1on1セッションは4回は行います。（2週間 〜1ヶ月くらいのペースで行うのが良いです）そうすることで、深く関わり、変容の手助けを行います。（逆説的ですが、変えようとはしない。変えようとしないけど、変わるということをします。詳しくは説明会で解説しています。）
なお、プログラムへの参加をご検討中の方で、1on1を受講したことがないという方は「1on1を体験する機会」を作ります。ご興味のある方は、以下からご連絡ください。
WHAT’S THE DIFFERENCE?
今ある職業との違い
コーチングとの違い
今の世の中にあるコーチングに、少し違和感がある人に、1on1 ラーニング・ファシリテーターの知識が役立つかもしれません。よくあるコーチングは、
- 現状の不満からスタートする
- 高いゴール（良い未来）を設定し、邁進させる
- エゴの肥大化を良しとする風潮がある
- 何者かになろうとする
- トップダウン的なアプローチ。
- 今この瞬間は、重要視しない
アプローチをしています。それに対して、ラーニング・ファシリテーターは、
- ボトムアップ型（共に学ぶ中で、機会や予期せぬことを拾い上げ、そこからその人が心地良いと思う目標を探し、サポートする）
- 今を大切にする（今を犠牲にすることなく、今も大切にしながら、楽しく学び続けられる成長できる方法を見つける）
- 今の位置で、できること、学べること、可能性を押し広げる
という考え方でアプローチします。
カウンセラーとの違い
カウンセラーは、長い年月をかけて患者の抱えている問題を、その人の過去の行動や経験から分析することが仕事です。
「何が原因で今の問題（症状）が発生したのか」原因を調べます。原因の仮説を立てたあと、「では、具体的にどう解決するのか？」という、未来に向けた行動のサポートはあまり取られません。
（解決志向短期療法は、問題の分析だけでなく、問題解決に向けてアクションが取られる素晴らしいアプローチ。しかし、あまり広がっていないのが現状）
それに対して、1 on 1 ラーニング・ファシリテーターは、原因の特定をメインの仕事にするのではなく、現状を変化させるための行動を手助けします。
具体的には、生命科学的な知識や視点（創発現象、システムダイナミクス、動的平衡、自己組織化、フラクタル、フィードバック制御など）から、その人が本来持っているけど発揮できていない力を、存分に発揮できるようサポートします。
先生との違い
先生は、偉い人、答えを知っている人、知識を与えてくれる人というイメージがあります。それに対して、ラーニング・ファシリテーターは、「共に学び、学ぶ力を引き出す人」です。
生命科学的な知識や視点（創発現象、システムダイナミクス、動的平衡、自己組織化、フラクタル、フィードバック制御など）から、その人が持っている学ぶ力を引き出します。
一般的なファシリテーターとの違い
世の中でよく聞くファシリテーターは、会議の進行役です。もしくは、もう少し高い役割としては、「大人数の創造的な学びの場を作る人」として知られています。
1 on 1 ラーニング・ファシリテーターは、たった1人の人の学習者の学びをサポートします。何かを学ぶときに、大人数の前では話せないことや、自分1人では息詰まってしまうことがあります。
1 on 1 ラーニング・ファシリテーターは、生命科学的な知識や視点（創発現象、システムダイナミクス、動的平衡、自己組織化、フラクタル、フィードバック制御など）から、その人が本来持っているけど発揮できていない学ぶ力を、存分に発揮できるようサポートします。
1on1受講者さまの声
1on1を受講された「お客さまの声」を集めました。
中には、コーチやカウンセラーとして活躍されている方もいらっしゃいます。
私は2年ほど仕事のコーチングを受けているのですが、おかげで目標に向かってコーチング受ける以前より飛躍的に色んな事が進み、本格的に事業拡大に向けて動き出しています。しかしその反面、どういった組織を目指していくのかがぶれていって迷走しています。
スタッフに私が描くゴールを共有してもらうまではいいのですがやゴールに対してのやる気やプロセスなどに私が納得がいかないことが多くあり、スタッフに求めすぎて負担が大きくなっているように思います。このままでは自分が描いている理想の組織とは、かけ離れていく気がします。
ティール組織を目指したいと思った時期もありましたが、経営者からすると、とても勇気が要りあきらめていました。現状は、多様性はサービスの質が落ちると思い自分がやっていることをそのままやってもらい生産性を上げるオレンジ組織的なことをやっています。それで良い労働環境をスタッフに提供できるのがスタッフの幸せに繋がりそれが私のやりたいことと思っていましたが、この1on1を通じてティール組織を改めて目指してみたいと思いました。
みわさんにはとても感謝しています。ありがとうございます。
（1on1受講後、1on1ファシリテーターのカリキュラムを受講し、社内教育にご活用いただいています）
Sさま
気取ったり繕ったりしない気さくさで、恥ずかしがりやの私でも安心して話すことができました。
ファシリテーター（促す人）は中立的な立場。 1on1ファシリテーションで、“答え（アドバイス）” を与えてもらえないのは、「受講者としては物足りないのでは？」「ファシリテータ－からみれば、所詮他人事だから機械的に聞き流すのかな？」という想像していました。
実際に受講すると、そういった想像はすべて誤解だったと気が付きます。
みわさんが私の話を聴き、誠実に理解してくれようとする中で、私の中に様々な変化が生まれて、自分を知るきっかけになりました。またファシリテーターとしての姿に多くを学んでいます。受講して本当によかったです。
（1on1受講後、1on1ファシリテーターのカリキュラムを受講し、活躍されています）
K子さま
半年間、本当にお世話になりました。1on1ももちろん素晴らしいのですが、みわさんご自身の学習に対するポジティブな姿勢、楽しんでいる姿から学ぶこともとても多かったと感じています。
「鉄が鉄を研ぐように 人が人を研ぐ」という言葉が聖書にあります。みわさんの1on1は、私にとってまさにそういう時間でした。みわさんが何度も言ってくださる、「楽しんで」取り組む このことを忘れないように意識していたいと思います。
みわさんに1 on 1をしていただいてなかったら、ここまで到達は出来ませんでした。本当にありがとうございました。
Mさま
CURRICULUM
学ぶ内容
2ヶ月間のプログラムの中で、1 on 1ファシリテーションを提供する能力を鍛えていきます。プログラムでは、「体験する」「経験を積む」「知識を学ぶ」の３つの柱があります。
01. 受講者として1 on 1を「体験」
まず、「1on1とは何か」を受講者として体験します。
02. ファシリテーターとして「経験を積む」
期間中に練習し、フィードバックを受けることができます。
03. 学習に関する様々な「知識・スキル・姿勢」を、実践に活かすために学ぶ
ITスキル、オンラインでの1on1の提供方法なども学びます。
サービス一覧
上記の３つの柱を、以下のサービスを通じて多角的に学んでいきます。
01. 充実のコース(120を越えるレッスンを予定)
通勤中の電車の中や家事の合間などの隙間時間を活用して学べるように、オンラインコースを準備しています。倍速再生機能や、進捗管理が簡単にでき、スムーズに学ぶことができます。
02. 担当スタッフの学習サポート
今のあなたの状況に合わせて、負担のないカリキュラムを考え学習をサポートします。例えば、お子さんがいらっしゃる方であれば、保育園や幼稚園などに行っている時間帯（30分 〜1時間）を活用して学習を進められるよう、あなた独自のカリキュラムを一緒に考えましょう。また、日中に学習することが難しい方は、帰宅後の時間を使って学ぶことも可能です。あなたの状況に合わせて、負担のないカリキュラムを考え、学習をサポートします。
03. 他の参加者と共に学ぶコミュニティ
不定期開催ですが、他の1on1学習者と交流する場（勉強会、お茶会、読書会など）を準備します。他の1on1学習者の方の声を聞くことで、新たな視点や気づき学びがあります。何よりも、共に学ぶ仲間がいると心強いです。
また、希望者は2ヶ月のプラグラム終了後も、他の1on1学習者や私たちtoiee Lab（トイラボ）スタッフと繋がり、専用のオンラインコミュニティにて、共に学び続けることができます。
希望者限定
卒業生ポートフォリオへ掲載
修了後、卒業認定を受けた方には「卒業証明」を発行します。1 on 1 ラーニング・ファシリテーターとして独り立ちする際には、ソーシャルプルーフとしてご活用ください。また、希望者はtoiee Lab公式サイト(toiee.jp)に、卒業生ポートフォリオ(自己紹介ページ)を掲載することも可能です。
Flow after apply
お申し込み後の流れ
まずはオンラインにて、担当のスタッフと「オリエンテーション」を行います。
「目指しているゴール」「環境（お子さんがいる、パートナーの帰宅時間、勤務時間etc..）」「希望の日時」などをお聞きし、2ヶ月間快適に学べる環境を作ります。
また、今回のプロジェクトでは、隙間時間に学んでいただけるよう「オンラインコース」を準備しています。ITに苦手意識があるという方も、toiee LabスタッフがITサポートを行いますので、ご安心ください。不安に感じていることなども、気軽に担当スタッフにお伝えください。
APPLICATION FORM
無料説明会はこちら
無料説明会で「1on1ラーニングファシリテーション」について、詳しく動画で説明しています。
興味のある方は、以下よりご覧ください。
お気軽にお問合せください
1on1プログラムの受講をご検討中の方は、1on1を無料で受講していただけます。お気軽にお問合せください。また、プログラムへの参加を検討する中で不安なことや気になることがある方も、お気軽にご相談ください。1人の友人として、今回のプログラム（1on1のファシリテーションの知識）があなたにオススメかどうかをお伝えします。